私の鍼・灸        

      
                     古賀志山 令和4年4月10日 キクザキイチケ

    人間の体は身も心も治るようにできています。
  
   若い人は短期間に治るし
   老いた人は少し長い期間が
   必要なだけの違いです。。

   大切なことは鍼を用いて
心身のバランスを整えること。
  
   (
のバランスとは聞きなれないと思いますが、鍼灸の世界では
   気の流れている経絡のバランスのことをいいます)
  
   (
のバランスとは見てもわかる左右のバランス、それに
   一般的ではないとは思いますが上下のバランス、前後のバランスなど)

   バランスがとれている体とは、左右の肩の高さや足の長さが同じ事とは違います。
   重心が体の正中に有って、母指球で立っている状態です。
  
   バランスを整えると体調が良くなります。
  
   鍼もお灸もより効くようになるし、
   医師から出ている薬の効果も上がるような気がします。
  
   当然自然治癒力も上がります。
   医師の治療も鍼灸施術もこの自然治癒力を上げるのを目的の一つと
   しているように大切なことです。
 
  

  



私は76才になりました。立派な老人です。
全ての能力が落ちてきているのが分かります。

しかし不思議なことに、
指頭感覚だけは、まだ進歩しているのです。

でも、いつになったら、
名人の取穴が出来るようになることやら。

ツボ取りの難しさをつくづく感じながら、
毎日、丁寧に施術することを心がけています。
「老化」による、つらさも「少しでも楽になってほしい」のです。


快適な鍼と灸が体に良い効果をもたらします。
(痛い鍼や熱いだけの灸など不快な施術は効果が無いと思っています。)
私の鍼は、電気鍼など強い刺激を与える現代派ではなく、2,000年前の
中国の古典の考えでやっています。

脉診・腹診・経絡診などによる診断により全体を整える鍼を行い、

整った状態で痛みや不快な所などにある、
私が感じるところに、鍼や灸の施術を行います。

この方法は、痛みの治療には当然ですが、
「気の病」(ウツなど心の病・軽い認知症)や自律神経などの病に適応しています。
鍼は1寸(3cm)の1番(直径0.16mm)という細く短い物を使っています。
鍼の消毒 
 ・ディスポ鍼(使い捨て)です。他の人に使った鍼は使いません。
 


    

鍼灸のツボというのは感覚的なものです。

軽く触ってみて
「おっ」と感じる所が必要なツボなのです。

強く押しては分かりません。

ツボは強い刺激より、正確なツボへの快適な刺激の方が体は反応します。

必要なツボやツボの位置は体の状態が一人一人違いますので皆違います。
その日の体調によっても姿勢によっても違います。

時間をかけて正確にツボを探した方が結局、効果がでます。


指圧や按摩のツボとは少し違うと思ってください。

    (鍼灸のツボは、三ミリずれたら効果が半減します)



お灸のすすめ

お灸って効きますよ
。即効性がある。だからなくならないのですね。

いろいろやってみても良くならない方、一度お灸を試すことをお勧めします。

五十肩・腰痛・坐骨神経痛などの痛みやムチウチ症など
交通事故の後遺症・肩凝り・スッキリしない頭・尿漏れなどに即効性があることが多いです。

ウツ症状・自律神経・胃弱や慢性膀胱炎など内臓関係にも、一度すえて見ると
違いがわかります。

ウツ症状の頭への灸は後がスッキリして気持ちいいものです。

発症したばかりの五十肩には本当に五十肩だったのという位、即効で良く
なることもあります。

症状が固定する前のむちうち症も即効性があります。

慢性の
膀胱炎尿漏れは曲骨(腹部)と次髎(腰)ゴマ灸によって
ほとんどの方が改善します。(一度で違いがわかります。)

(ゴマ灸とはゴマ粒大の小灸のこと下の写真を参考)

熱い・痕が残ると嫌われ者ですが、

私がやっているのはゴマ粒ほどの大きさですので、熱いのも一瞬で
終わります。そんなに熱いものではありません。

痕はお灸の直後はホクロの様に見えますが1~2ヶ月で分からなくなります。

   私は灸が好きで自分の体によくすえています。
   体の中にしみていくあの感じがいい。

 

  ほぼ実物大
 こんな大きさです。




正確なツボに小さな灸が効きます。
私は大きな灸は好きではありません。熱いだけで効かないと感じています。


初めての人にもやってみると「こんなものですか大丈夫です」といわれます。
一度、試してみることもできます。
『もちろんお灸をやりたくない人には、はり施術だけで行います。

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